WHO基準カイロプラクティック&酸素カプセル

ウェルビースパイン名古屋

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産前産後の腰痛・臀部痛・恥骨痛・骨盤矯正の症例紹介

妊婦さんの運転後の臀部痛・ももの痛み (30代女性 主婦 愛知県長久手市)

妊婦さん(4か月)が、右のお尻からももの裏の痛みを気にして来院されました。痛みを感じ始めたのはここ数日で、数時間の運転後に発症。それまでは妊娠以前を含めて同じような痛みが気になったことはなし。仕事は営業職で、座っている時間と立っている時間は同じ位(4時間程度)。痛みは夜特に気になる。カイロプラクティック、整体は初めて。

検査では、右の股関節外転筋や外旋筋(お尻の筋肉)の緊張が強く、押すと痛みを感じる状態でした。体重が妊娠後10kg程度増えているとのことで、歩いたり、動いたりする時に負担のかかる股関節の筋肉に負担が増え、痛みを感じやすい状態になっていました。

このようにお尻や股関節の筋肉が緊張すると、骨盤や股関節の動きも悪くなり、二次的に腰痛や股関節痛なども起きやすくなります。また、長時間運転や座った姿勢が続くと、骨盤に負担がかかるとともに、おしりの筋肉が圧迫され、血流が悪くなることによって痛みを感じやすくなります。

初回の施術は、骨盤や股関節の動きの改善を中心に行い、お尻や大腿の筋肉には緩和操作を行いました。初回の施術で痛みは半分程度に、2回目の施術でほとんど痛みはなくなったとのことでしたので、その後は股関節や骨盤、腰部の状態を確認しながら、関節可動域の維持、改善と、筋肉の状態の改善を目的にメンテナンスを続けています。

妊婦さんの場合、お腹が大きくなるにつれ、力学的な負担増加や内側から内臓や骨盤が圧迫されますので、腰部や背部、骨盤や股関節には症状が出やすくなるため、定期的なケアを行っていきます。この方の場合、首や肩のこりも気になっていたとのことで、頚部や胸部、肩甲骨の状態の改善も含めて施術をさせてもらっています。

現在8カ月なのですが、お尻やももの痛みは全くなく、肩こりも軽くなっています。足がたまにつったり、腰や背中の張りが気になってきたりしていますので、その都度ケアをさせて頂いています。お腹の大きな妊婦さんも、カイロプラクティック専用テーブルは下向きで寝ることができますのでお腹の負担もあまりありません。同じような症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。

8ヶ月の妊婦さんの腰痛・恥骨痛 (30代女性 主婦 愛知県春日井市)

30代妊婦さん(8か月)の方が腰痛と恥骨痛で来院されました。腰痛は1ヵ月半位前~、恥骨痛は3日前~。座っていると恥骨の痛みは楽とのことですが、立ちあがったり座ったりの動作で痛みがあります。歩いていても痛くて、歩幅を狭くすると楽とのことでした。腰痛は腰~骨盤の上にかけて鈍痛があります。整体やカイロプラクティックは初めてとのことです。

この方の場合、妊娠8カ月ということでお腹もだいぶ大きくなっていたので、普段の姿勢を保つだけで腰や骨盤、股関節などにかなり負担がかかってしまいます。負担を減らすためには、お腹に負担のかからない程度にストレッチ等をしてもらうといいのですが、ご自分でDVDをみてやっていたら腰が痛くなり、できなかったとのことでした。

検査をさせてもらった時に一番気になったのは、股関節の硬さでした。股関節の前や内側の筋肉が硬すぎて、股関節や骨盤の動きが制限されている状態でしたので、骨盤や腰部の矯正を行った後、股関節を我慢できる範囲で動かしたり伸ばしたりしていきました。

施術後には腰はかなり軽くなったとのことです。恥骨の痛みも、かがんだりストッキングをはく時に痛かったのがなくなりました。妊婦さんの場合、痛みをゼロにするのは、なかなか難しいかもしれませんが、気にならない程度にコントロールすることは可能ですので、状態がおちつくまでは続けていきましょう!

今後出産までに大事なことは、お腹に無理のない範囲で腰部や骨盤、股関節の可動域を維持していくことです。今日は初回ということで、股関節の前と横のストレッチをお教えしましたので、次回の来院まで続けてください。

4か月の妊婦さんの腰痛・臀部の張り (30代女性 医師 名古屋市中区) 

少し前に妊娠4カ月ちょっとの妊婦さん(30代)が来院されました。妊娠後に歩くと左腰部に痛みを感じ、座っていると左臀部の張りが気になってきたとのことです。仕事中(医師)足を組むことが多く、運動はあまりしないとのことでした。カイロプラクティックや整体は初めてとのことです。

この方の場合、妊婦さんなのですが、お腹もまだそれほど目立つ感じでもなく、妊娠による腰や股関節、骨盤への負担の増加が原因というよりは、日常的な座り方や、運動不足が症状と関係していたと思います。

座るときの姿勢で背中を丸めて座られるクセがあったため、骨盤が後傾してしまい、腰部や腰仙部、骨盤に負担がかかり、お尻の筋肉も圧迫が強くなります。その状態で足を組めば、股関節にも負担がかかり、周りの筋肉も痛みを感じやすくなります。

施術は、妊婦さんなのでお腹になるべく負担がかからないように気をつけながら、腰部、骨盤の可動域改善と筋肉の緊張緩和、臀部股関節の筋肉の状態改善のためのストレッチを中心にさせてもらいました。一回の施術で腰部の痛みや臀部の張りは半分以下になったとのことです。

足の筋肉量も少ないので、この先はなるべく歩いたり、軽い運動やストレッチをするようにして、座るときの姿勢や足を組まないようにして頂ければ腰痛やお尻の張りはもっと改善していきます。身体も全体的に硬く、今回の主訴ではありませんが、肩こりや首こりも気になっているとのことですので、まずは身体をいい状態にリセットしていきましょう!

産後1ヶ月半の腰痛・股関節痛・尾骨の痛み (20代女性 看護師 愛知県尾張旭市) 

今日は産後1ヵ月半の若いお母さん(20代後半)が新患でお見えになりました。主訴は産後の左股関節と尾骨周辺の痛みで左の腰痛も以前から気になっていました。
 

産後の方の場合、出産時に骨盤の内圧が上がるために恥骨結合や仙腸関節、尾骨や会陰の筋肉などに負担がかかり、痛みがしばらく続く場合があります。また、産後は赤ちゃんのケアのために、抱っこしたり、前かがみの姿勢での動作が増えるため、腕や背中、腰や股関節周辺の筋肉や関節への負担が増えてしまいます。
 

この方の場合、産後1週間程度で痛みが出始めたとのことでしたので、産後に出産のためのホルモン分泌がとまり、身体が元に戻ろうとしている状態での赤ちゃんケアのための動作姿勢が影響していたのだと思います。 
 

背骨と骨盤に加え、股関節や股関節周辺筋肉の動きや働きの改善を中心に施術をさせてもらったのですが、施術後はしびれに近かった左股関節(臀部)の痛みもすっきりし、前かがみで感じていた違和感もなくなっていました。
 

もともとあまり運動やストレッチをされないとのことでしたので、全体的に身体が硬くなっていたのも関係していたのだと思います。
 

尾骨の痛みに関しては、寝ている時や長時間座っている時に痛みを確認してもらえるようお伝えしたのですが、痛みは減っていると思います。症状に対して効果的なアプローチができれば症状は軽くなるはず!
 

産後間もないのに、もうすぐ仕事復帰(看護師さん)されるとのことでしたので、それまでにできるケアはさせて頂きますので頑張ってください!

産後5日の臀部痛・お尻の痛み (30代女性 主婦 名古屋市緑区)

30代女性で産後5日目の方が臀部痛を訴え来院。二人目の出産で、左の臀部に痛みが常にある。普段はにぶい痛みで、動いたり長時間座っているとかなりの痛みを感じる。一人目の出産後も同じような痛みがあり、治まるまで一年位かかった。日常生活にかなり支障があるのでなんとかしてほしい。足もつりやすい。

初回の状態

・痛みのため歩く際の歩幅が狭い

・座る、立ちあがるの動作の度に左臀部に痛みを感じる

・左仙腸関節、左臀部筋押圧で痛み、右側は痛みなし

・腹筋や股関節周囲の筋肉に力が入らない(入りにくい)

・内転筋や下腿筋の緊張が高い


カイロが初めて&産後5日目ということで、体に負担がかからないように全体的にソフトに施術を行う。痛みの部位(左仙腸関節周囲)と骨盤・股関節周囲の筋肉に力が入りにくい状態から、骨盤と股関節の機能改善を目的に臀部や下肢、腰部の筋肉への軽いSTT(マッサージ)を行い、無理のない範囲で骨盤矯正と股関節の筋肉のストレッチを施す。

内転筋の痛みがかなりあったため、あまり痛みを感じないように軽めに施術。腹筋もまだ力が入りにくい状態であったが、体の負担を考え経過を見ながらエクササイズを行ってもらうことに。初回の施術後痛みは半分以下に軽減。

立ったり座ったりする際の痛みは残るものの、動作スピードはかなり速くなった。歩く際の歩幅&スピードも改善し、痛みがないわけではないが、かなり楽になったとのこと。一週間後の2回目の来院時のチェックで、痛みは3割程度に軽減し、日常生活での動作もあまり気にならなくなってきたとのこと。足もつらなくなった。

赤ちゃんの授乳で肩や背中の痛みが気になるとのことだったので、今後は骨盤、股関節の機能改善を含め体全体的なケアを行う。

 

担当コメント

この方の場合、産後5日目とのことで普段以上に体に負担をかけないように施術を行っていきました。通常産後は2週間程度様子を見られる方が多いのですが、今回の場合は痛みで日常生活にかなり支障が出ていた為来院されたのだと思います。

妊娠~出産により、体にはかなり肉体的、精神的なストレスがかかり、体内的な変化も大きいので産後には様々な症状が出やすいと思います。産婦人科で産後のケアもしっかりしてくれればいいと思うのですが、出産した後はご自分で…という流れが普通みたいです。

カイロケアのいいところは、そんな状態でも無理のない範囲で施術が行えるとこです。産後体は以前の状態に戻ろうとするのですが、妊娠~出産で負担のかかり続けた骨盤や腹筋、股関節周囲の筋肉はそんなにすぐには元に戻りません。

加えて赤ちゃんのケアにより、生活リズムが崩れたり、背中や肩への負担も増え、なかなか自分のケアをする時間も少なくなってしまうと思います。そんなママさん達の一人ひとりの状態や生活に合わせて少しでも早く体がいい状態になるようにお手伝いするのがカイロプラクティックの役目だと思っています。

体が楽になれば、精神的にも余裕ができますので、色々といい影響がでると思います。産後に体の不調や痛みを感じている方がいたら是非参考にしてみてください。

産後の腰痛・股関節の痛み (30代女性 主婦 愛知県瀬戸市)

産後の股関節の痛みと腰痛を気にして30代女性の方が来院。腰痛は産前から気になっていたが、産後更に気になるようになった。股関節は産後からで、右の股関節前面が常に張っている。産後3カ月。歩くときにかなり違和感がありどいにかしたい。硬いところに座って赤ちゃんの面倒をみることが多い。

初回の状態


・腰部の筋肉がかなり硬く、腰部伸展の動きがかなり制限されている

・前かがみや身体を横に倒すのもつらい

・右股関節内旋の動きで痛みが強く、内転筋も押すと痛い

・股関節前面の筋肉(四頭筋、腸腰筋)の張りが強く、力がいれずらい


右股関節の前面と内側の筋肉の張りが強く、押すと痛みも強い&内旋の動きが制限されていたため、股関節の可動域のと前面と内側の筋肉の状態の改善を目的として施術を行う。内転筋を押した時にかなり痛みが強かったため、痛くないように股関節のストレッチやモビリゼーションを行う。腰部の筋肉もかなり硬く、腰椎や腰仙部の伸展の動きが失われていた為、筋肉へのアプローチと関節の矯正を行う。

最初は腰の筋肉の硬さや股関節の硬さでサイドポジジョンが取りずらかったため、少しずつ行う。ストレッチなどのケアはほとんどしたことがないとのことだったので、股関節前面と内側の筋肉のストレッチを初回からやってもうらうようにお願いした。右股関節と腰部への施術を中心に2回行い、股関節の張りや痛みは初回の一割程度に軽減。気になることがほとんどなくなった。

腰部の筋肉の硬さや可動域は多少改善した程度だったが、座り方を気をつけたり、腰部のエクササイズをやるとかなり楽になるので続けている。ペースはここまで週一回。
 

担当コメント


この方の場合、以前から腰部の筋肉の硬さや可動制限がある状態で、産後赤ちゃんのケアをする体勢や動作で腰や股関節に負担がかかっていたために症状が出ていたのだと思います。赤ちゃんを同じ体勢で長時間抱っこすると、立っていても座っていても腰にかなりの負担がかかります。

また、赤ちゃんを寝かせて面倒をみる時に、片方の膝を立てて、もう片方は開いて硬い床に座る姿勢が多かったとのことで、腰や股関節に無理な負担がかかっていたと思います。

出産直後は、産道から赤ちゃんが出てくる際に、骨盤底筋や内転筋などを痛めやすく、歩くときに力が入りにくかったり、しばらく痛みが続いたりする場合も多いですが、この方の場合は体勢や姿勢での影響が強かったのだと思います。

股関節の動きが硬くなれば、腰や膝などに負担がかかり、二次的な痛みの原因にもなってしまいます。同じように産後の股関節の痛みや腰の痛みが気になる方は、参考にしてみてください。

妊娠8ヶ月の腰痛・背中の張り・骨盤の痛み・肩こり (36歳女性 主婦 名古屋市千種区)

36歳女性妊婦さん(妊娠8カ月)が、右腰の痛み、肩と首のこり、背中のはりを訴えて来院。右腰は起き上がるときに痛い。子供にはまされて寝ているため、寝返りがうちにくい。肩は昔から凝りやすいが、最近特に気になっている。家事やゲームなど手を使うことが多い。足も最近つりやすい。

初回の状態

・妊娠8カ月でかなりお腹が大きくなっていて腰や股関節、下肢への負担が増加

・右腰部や臀部の押圧で痛み、右仙腸関節の動きの制限が見られる

・肩甲骨周囲や背中のはりが強く、胸椎の動きが硬い

・頚部前傾姿勢で頚部筋の負担も増加


妊娠後期に入り、かなりお腹が大きくなっていたため、腰部や骨盤への負担が増加しており、特に右の仙腸関節の動きが制限されていたためその部位へのアプローチを行った。専用カイロベッドにうつ伏せで寝てもらったが特に腹部への圧迫感などはなし。

腹部への負担がかからないように腰部・骨盤周りの筋肉を緩和し、側臥位での骨盤矯正を行う。下腿の筋肉もかなり張っていたので、痛みが出ない範囲で緩和・ストレッチを行い足関節・股関節等の可動域を改善。施術後はいつも体がすっきりして楽になる。

こむら返りも施術後は出なくなった。骨盤、腰部、背中、頚部を中心に毎回症状に合わせて二週に一回のペースで施術を行い、出産一週間前までケアを継続、その後出産後一週間で体のつらさを訴え来院されたため、チェックを行い骨盤の関節の可動制限を矯正、股関節周囲の筋肉に力が入りにくい状態+授乳や赤ちゃんのケアなどで背中の張りが強かったため全身的なケアを行う。

早期に骨盤の状態を戻し、動きやすい体づくりを目指し、定期的にメンテナンス予定。


担当コメント

 

この方の場合、お腹がかなり大きくなっていたので腰部や骨盤、下肢にはかなりの負担がかかっていたと思います。最近では無理のない範囲での運動が妊婦さんには推奨されているのですが、3人目ということもあり、あまり運動をされなかったのも体が硬くなり、体の様々な症状が気になる原因になっていたと思います。

妊婦さんにも通常は、腹部への加減を加えたカイロケアは可能です。一度目の施術後に、逆子だった赤ちゃんが元にもどったとの報告を受けたのですが、骨盤や筋肉のバランスを整えることで、お腹の中の赤ちゃんも正しい位置に収まりやすくなることは十分考えられます。

ついつい食べ過ぎてしまう…とのことも体重増加の原因の一つになっていたと思いますが、体の負担+後で体重を戻すことを考えると、ある程度のコントロールは必要になると思います。

しばらくは赤ちゃんのケアで寝不足や肩こり、背中のはりが気になる生活が続くと思いますが、できる限り負担を軽減させ、快適な生活が送れますようしっかりケアはさせて頂きます。

妊婦さん(7ヵ月)の腰痛・恥骨痛 (30代女性 主婦 愛知県小牧市)

30代女性妊婦さんが腰痛と恥骨の痛みで来院。妊娠7ヶ月。お腹もだいぶ大きくなってきて腰がつらくなってきた。腰は妊娠前から気になっていたが、今回とは痛みの質や場所が違う。数日前から恥骨にも痛みを感じるようになった。歩くと痛い。座っていると楽。痛みをなんとかして欲しい。子供は一人目。

初回の状態

・骨盤の関節(特に右の仙腸関節)に痛み

・右の臀筋に張りと押圧で痛み

・恥骨の内転筋付着部に痛みと内転筋の筋力低下

・腰仙部にも痛み、伸展の動作で嫌な感じ

妊娠7ヶ月の妊婦さんということで、体重の増加+お腹が大きくなり、腰や骨盤、股関節にかかる力学的な負荷の増加&変化から腰仙部や骨盤の関節、恥骨の痛みを引き起こしていると考えそれらへの負担を軽減させる目的で施術を行った。

お腹に負担のかからないようにうつ伏せで寝てもらい、腰仙部を軽めに牽引。痛みのある臀部は筋肉を痛くないように緩めるアプローチを行う。

骨盤の関節(仙腸関節)は、妊娠時に分泌されるホルモンの影響で動きやすくなるが、この方の場合は右の関節の動きが低下していたため動きを改善させるアプローチを行い、恥骨の痛みは恥骨結合のへのアプローチではなく、内転筋の緩和操作で痛みの変化を確認。

押圧で痛みは残ったものの、施術後には恥骨の痛みは半減、腰の伸展時の痛みも軽減し、臀筋の痛みも残ったものの施術前より気にならなくなった。

骨盤や腰仙部、内転筋を中心としたアプローチをその後続けているが、初回の施術で歩くときの恥骨の痛みもほとんど気にならなくなり、普段感じる腰の張りや痛みも前ほどではない。

 

担当コメント
 

妊婦さんの場合は妊娠後期になると腰部や骨盤、股関節の負担は体重の増加や骨盤、腹腔が内側から圧迫されることにより増えてしまいます。赤ちゃんのお腹の位置によっても痛みが出たりしてしまいます。内側から圧迫されることにより循環や神経が影響を受け、足のしびれを感じたり、足がむくんだりします。

また代謝も生体力学的、生理学的に影響を受け、寝ていて足がつったり手の指がしびれたりします。この方の場合、腰椎と骨盤の間の関節部分への負担が大きかったのと、歩くときにかかる内転筋への負担や、恥骨への負担が大きかったために痛みを感じていたのだと思います。

妊婦さんの施術の場合、一番気をつけなくてはいけないのはお腹への負担をなくすことですが、お腹の部分が下に下がるカイロ専用ベッドはうつ伏せの施術が可能です。

またこの先出産に向けてお腹がもっと大きくなることでの力学的な負担の増加や、代謝の変化、ホルモン分泌の影響などで腰や恥骨、股関節などへの負担やその他の症状などもでやすくなるのですが、妊婦さんへのカイロプラクティックケアは定期的に行うことで体への負担を減らし、通常の生活ができるレベルを保つことができると思います。(個人差はあると思いますが) 

妊娠中の腰痛や恥骨の痛み、股関節痛、足がつる、張る、痛いなどでお困りの方はお気軽にご相談ください。妊娠中にケアをすることで、良い骨盤の状態を保つことができ、出産~産後のケアも楽になると思います!

産後の骨盤矯正・腰痛 (33歳女性 主婦 名古屋市千種区)

産後一ヶ月の主婦の方が骨盤のケア&腰痛で来院。妊娠中は左股関節の痛みや足がつるなどがあったが腰の痛みはなく、産後すぐに右の腰が痛くなった。立っていて足に力が入らない感じもある。赤ちゃんの面倒をみるのに中腰での動作が多く、腰がいつも重い。

初回の状態

・右の腰起立筋が硬く、腰の屈曲で痛みが出る

・右の骨盤を押すと痛みが出る

・右股関節内転筋の状態が悪く力が入らない

・左肩が高く、身体の左右の歪みがある


産後一ヶ月での来院ということで、骨盤の関節の安定性がまだ戻ってない状態で、股関節を安定させている筋肉の状態もあまりよくありませんでした。特に右股関節の内転筋の痛みがあり、そのせいで立っていても力が入りにくい状態だったと思います。

施術は骨盤の関節を安定させることと、内転筋を中心に、股関節周囲筋の筋力が戻るように行ないました。一回目の施術で腰の痛みは軽減したものの右股関節内転筋や外転筋、屈筋の筋力は弱いまま。その後3回施術を続け、股関節の筋肉にだいぶ力が入るようになりました。

間隔を延ばして施術を続け、股関節内転筋を押した時の痛みは多少あるものの、筋力や骨盤の状態も安定してきたため前から気になったいた肩こりを中心に施術をしています。


担当コメント


この方の場合、産前からの股関節の痛みや産後の腰への負担が関係して腰の痛みや股関節に力が入りにく状態が生まれていたと思います。 出産のために骨盤の靭帯が緩むため、その後骨盤が安定するまでに時間が少しかかります。

その時期に腰や骨盤に負担がかかる動作や姿勢が多いと痛みがでやすくなってしまいます。また妊娠時には体重がかなり増えるため、身体を支える股関節や骨盤周囲筋への負担が多くなります。

骨盤や股関節の状態を良くするための関連する筋肉や関節への施術と腰に負担がなるべくかからない姿勢での動作の推奨、また負担を減らすためのエクササイズをしてもらったことが改善へとつながったと思います。

今後は肩や肩甲骨周りのケアを中心にやらせて頂きますが、股関節のエクササイズもしてくださいね!

妊婦さん(8ヶ月)の腰痛・股関節痛・背中の痛み (20代女性 主婦 名古屋市守山区)

妊娠8ヵ月の方で、6ヵ月目から朝起きるときや、長時間座っているとき、歩く時などに腰に痛みを感じるようになった。右の股関節も腰痛を感じるようになってから痛みを感じる。 座っていると痛みはない。背中も常に張っているような気がする。夜寝る時も腰がつらく、横向きでしか眠れない。


現状確認・検査


・妊娠も後期ということで、お腹がかなり大きくなっており、下部腰椎・腰仙部への負担が大。

・骨盤の高さに左右差があり、右の股関節周囲筋、特に外転、外旋筋の緊張が高い。

・腰から背中にかけての背骨をサポートする筋肉の緊張も高い。

・妊婦さんなので、体の重力線が前方へ移っており、体幹前面の筋肉への負担も増えている。


お腹が大きくなり、前方へ出ている分、腰部・股関節・膝・背骨などにかかる負担が増え、腰部・股関節を中心に支えている筋肉への負担は妊娠前と比べてかなり増大。

妊娠前の状態との比較はできないが、現状での骨盤の高さの違いも股関節の痛みと関係していると思われるため、腰部・骨盤・股関節を中心にお腹に負担がかからない様、筋肉や関節の可動域を調整、改善させるように治療を行う。


担当コメント


初回で痛みは股関節・腰部の痛みは70%減少、腰部の張りと背中の張りが気になるようになった。その後一回/週のペースで治療を続け、4回後には腰の痛み・股関節の痛み・背中の張りもほとんど気にならなくなった。

股関節に対しては、お腹に負担にならないよう外転筋・外旋筋のストレッチを行い、緊張の強い部分には痛くないように持続的な圧を加えた。通常のカイロ治療も負担にならない程度に行う。

夜寝るときはお腹も大きくなっているためすこしつらいとのことだか、日常的な痛みはほとんど感じなくなった。出産後も関節の状態が安定するまでは、股関節、骨盤底筋などに問題がでやすいので、いつでもご相談ください。

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