姿勢の影響
重力の影響
あまり感じないかもしれませんが、地球上で生活するうえで、我々の身体には常に重力がかかっています。元気な時や、身体の調子がいい時はあまり重力を感じないかもしれませんが、調子が悪い時や痛みがある時などは身体が重く感じたり、少し動いただけでも痛みを敏感に感じてしまったりしてしまいます。病気や身体の調子が悪い時、横になると楽なのは、身体が受ける重力が減るためで、それによって身体が回復するためのエネルギーを蓄えることができるのです。
背骨への影響
我々カイロプラクターが注目する背骨を考えても、重力を受けることで身体を支えている一つ一つの背骨(椎骨)やその間にあってクッションの役目をしている椎間板は上と下から常にサンドウィッチ状態になり、知らず知らずに負担がかかっています。運動不足による筋力低下や加齢による関節構造の弱化、また過度の運動による負担の増大や不意の動き、外力による負担などにより背骨や背骨を支えている筋肉が負担に耐えられなくなった時に、椎間板を傷めたり、関節や筋肉を傷めたり、それらによる筋骨格系の痛みや神経的な痛みが出たりなど、様々な症状の原因になってしまいます。
大切なのは姿勢
それではどうしたらそのような影響を受けずに(最小限の影響で)すむのでしょう??それには重力のかかりにくい姿勢(正しい姿勢)をとることが重要です。姿勢の違いによる腰への負担の違いの研究がありますので参考にしてみてください。

このように、寝ている時が一番腰への負担が少なく、座って前かがみになっている姿勢が一番腰への負担が大きいのです。みなさんはどんな姿勢で座ったり立ったりしていますか?
正しい姿勢
それではどんな姿勢が正しい姿勢なのでしょうか? 一言でいうと、筋肉や関節に負担が少なく、自然な状態で過ごせる姿勢となるのですが、体型や身体の状態、側弯や先天的な身体の問題の有無によって個人差はあると思います。参考までに正しい姿勢のポイントを何点か挙げさせてもらいますのでご自分の普段とられている姿勢と比べてみてください。
身体の重心線が前後左右にあまりぶれていない
(下肢や骨盤、体幹のバランスが影響)
肩や腕などが横から見て前方にあまりでていない
(背骨のカーブ、胸筋、肩甲骨、上肢のバランスが影響)
あまりアゴが前方へ出ていたり、上がっていたりしない
(背骨や首のカーブ、頚部筋や体幹のバランスが影響)
背骨の適度なS字カーブが保たれている
(骨盤や腰部、体幹前後の筋肉のバランスが影響)
腰が反りすぎたり、フラットになりすぎたりしていない
(骨盤や臀部の筋肉、体幹の筋肉のバランスが影響)
膝が曲がりすぎたり、伸びすぎたりしていない
(下肢や下腿の筋肉、股関節、背骨や体幹の筋肉のバランスが影響)

これらは目安にすぎませんが、姿勢が悪いと首や背中、腰、肩、骨盤、股関節や膝の関節などへの負担が増えてしまい、それらを支えていたり安定させている筋肉や組織への負担が増え、やがて凝りや張り、痛みやしびれを感じてしまったり、関節の変形や変性が早く起きてしまったりしてしまいます。
身体との付き合いは一生続きます! 姿勢が気になる方や日常的に身体に負担をかけている方はお気軽にご相談ください。















